1月6日は「佐久鯉誕生の日」。長野県の佐久鯉は、大阪府の淀川からやって来た!

1月6日は「佐久鯉(さくこい)誕生の日」です!

1746年1月6日、篠澤佐吾衛門包道(ささざわさごえもんかねみち)が伊勢神宮の福島神主へ佐久鯉料理を献上したという話が残っていて、これが佐久鯉の最古の記録だと言われている事から、この日が選ばれました。

包道の子孫であり、長野県佐久市の老舗旅館「佐久ホテル」の社長を務める篠澤明剛氏が、佐久鯉とその料理の魅力を伝える事を目的として制定。

佐久鯉はその名のとおり、佐久で育ったブランド鯉です。夏・冬の気温差、日中・朝夕の気温差がある佐久の気候や冷たい千曲川の水などによって成長が遅くなり、身の締まった鯉が育つと言います。

そんな佐久鯉の始まりは江戸時代、呉服商・臼田丹右衛門が大阪の淀川から持ち帰った「淀鯉」だと言われています。

そして昭和初期には全国一の生産量を誇り、 鯉の博覧会や品評会でも日本一の称号を得るまでになりました。佐久鯉は当時の宮内省や陸軍ご用達の名産です。