和束の茶畑オーナー制度も!「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」の事例いろいろ

2021年7月、農林水産省が「食から日本を考える。ニッポンフードシフト(※)」をスタートし、早くも色んな事例が紹介され始めています。

※消費者・生産者・食品関連事業者・政府が一体となり、「食」を通した様々なテーマ(食料自給率、環境との調和、新しい生活様式、健康への配慮、食育、サプライチェーンの状況等々)に向き合う「食料・農業・農村基本計画」に基づく運動

静岡県の株式会社岩清は、イスラム教徒の方が口にできるハラル対応の鯖ラーメンを開発しドバイなどに輸出。

ROSE LABO株式会社はバラを食用・化粧品用に特化して栽培し、「アジアから世界へ」の目標を掲げて加工から販売までを行っています。

スーパーマーケットを運営する株式会社ハローズは、夜勤者が提供する食品をフードバンクの契約団体が翌日取りに来る仕組みで廃棄食品を有効利用。

ハンドボールクラブチーム「ゴールデンウルヴス福岡」は選手が農業に取り組む事で安定した収入を得られると同時に、農業の人手不足解消にも役立っています。

蔵王マウンテンファームでは「動物がどのように処分されて食卓に上るのか」などを知ることができ、子供たちにも大切な学びを与えています。

そして和束町の京都おぶぶ茶苑では、問屋を通さず畑でとれたままの「荒茶」を販売しています。700名以上の茶畑オーナーがお茶を楽しみながら資金面でサポート。これによって茶苑は新たな挑戦が可能となっています。

ニッポンフードシフトのHPでは他にも沢山の事例が紹介されていて、様々な側面から「食」について考えるきっかけを与えてくれます。日々の暮らしに直結した「食」を通して色々考える事で、見えてくる世界が変わるかもしれませんよ!

◆ニッポンフードシフトHP https://nippon-food-shift.maff.go.jp/