クイズ:「世界一重い」とギネスに認定された、鹿児島県で栽培されている野菜は何でしょうか?
答えは次の会話に出てきます。
世界一重いってすごいな!
そやなあ。何やろな~。(これは絶対サツマイモ!)
ヒント見てみよ!
や、ヒントはまだ早いって!(簡単やからもっと考えてー!)
ヒントは「30キログラム以上」やって~。
全然話聞いてへんやん。
まあ鹿児島と言ったらサツマイモやろ!
いや、そうとも限らんで?(とか言ってみたりして。)
う~ん、そっかあ…じゃあ、答えはサツマイモで!
だから何でやねん。
あ!答えは「桜島大根」やって…。
(え!!)ほ、ほら~!人の話ちゃんと聞いてへんしやん!
スミマセン…。調子に乗りすぎました。
うむ!(実は自分も間違ってたけど~。)
というわけで、答えは「桜島大根」でした。
桜島大根は「やわらかいのに煮崩れしにくく、味が染み込みやすい」「色が雪の様に白い」などといった特徴があり、おでんなどの煮込み料理や漬物など様々な料理に適しています。収穫最盛期も1月中旬~2月上旬ごろと、煮込み料理が美味しい季節。
重さは平均10~20kgほどで、31.1kg(胴回り119cm)のものが「世界一重い大根」としてギネスブックに認定されています。
そんな桜島大根は、江戸時代に書かれた『大和本草』(貝原益軒 著)にも「薩摩大根」の名で登場し、「常のより大なり」と記されています。