ことわざ・慣用句クイズ①:「羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く」の意味は?

ことわざ・慣用句クイズ①:「羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く」の意味は何でしょうか?

①暑さに懲りて日陰で過ごす
②失敗に懲りて必要以上に用心深くなる
③事実と異なることを吹聴する

答えは次の会話に出てきます。

あ~、何かこれ聞いた事ある!
でも「あつもの」って何やろなー。
「なますを吹く」も、よお分からん!
分からんよな~。何か、かまどでご飯炊く時にふーふー吹くみたいなイメージじゃない?
分かる~!
何かに懲りてご飯を炊くんかな?
どんな状況やねん。
もう、今日は仕事が上手くいかんかったからご飯でも炊くわ。(ふーふー。)
家に引きこもるってことかな。
あのアツ者めが!
「あつもの」の皆さんと揉めたんかな?急に怒ってるけど…。
今後一切、アツ者たちと関わるのはやめよう。(悪者、みたいな?)
「なます」はどこ行ったんかなー。
この「なます」を使ってかまどに息を吹き込むぞ!
火吹竹の別名は「なます」やったんか!
そして、答えを見てみたら…②「失敗に懲りて必要以上に用心深くなる」が正解!
「あつもの」は汁物、「なます」は料理のなますやったんか~。感情は似てたけど、設定は全然違ったな。
もう家に引きこもってご飯でも炊くわ…。

というわけで、「羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く」の意味は②「失敗に懲りて必要以上に用心深くなる」でした。

汁物(あつもの)を飲む時に熱い思いをした失敗に懲りて、次からなますのように冷たいものもふーふー吹いて食べるように、必要以上に用心する事を言います。