知っているようで知らない(?)アイスクリームのお話

今回はアイスクリームのお話です。アイスクリーム好きの方はぜひ読んでいって下さいね。

 

「アイスクリーム」だけじゃないアイスクリーム?

アイスクリームの画像

スーパーで美味しそうなアイスクリームを買ってウキウキ!でも、実際に食べてみたらイメージとちがった…。こんな事ってありませんか?

そこで!アイスクリームを買う前にぜひ容器(パッケージ)を見てほしいんです。

容器(パッケージ)には「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」のどれかが表記されているのですが、この3種類のどれを選ぶかによって口あたりやコクの深さなどが変わってくるんですよ。

結論から言いますね!

「アイスクリーム」はコクがあってリッチな感じ、「ラクトアイス」はサッパリ、「アイスミルク」はその間、というイメージです。

その違いは成分にあります。

アイスクリーム:乳固形分15%以上(うち乳脂肪分8%以上)
アイスミルク:乳固形分10%以上(うち乳脂肪分3%以上)
ラクトアイス:乳固形分3%以上

口あたりがなめらかでコクがあるものが食べたければ「アイスクリーム」(または「アイスミルク」)がおすすめです。

同じ量でカロリーの低いものを食べたい人は「ラクトアイス」を選ぶ事が多くなるかもしれません。

ぜひ買う前にチェックしてみて下さいね!

 

そのまんま「アイスクリーム頭痛」

ところでアイスクリームやかき氷のように冷たいものをパクパク食べると、頭がキーン!としますよね?

その頭痛にはちゃんとした医学的な正式名称があります。その名も「アイスクリーム頭痛」!(そのままやーん!)

アイスクリーム頭痛が起こるメカニズムには諸説ありますが、「冷たさを脳が痛みと勘違いしている」、「冷たさが刺激になって本当に痛みが起こっている」、あるいはその2つが同時に起こっている、などと考えられています。

この頭痛を抑えるための確実な対処法は、今のところ「ゆっくり食べる」だけのようです。

まぁ何せ急激に冷たいものをとると胃腸にも良くない気がしますし、食べ物はゆっくり味わった方が良いと思うので…アイスは溶けない程度に、ゆっくり時間をかけて食べませんか?

(こちらの記事はALCOで紹介したものです。)