ことわざ・慣用句クイズ⑥:「塩を踏む」の意味は?

ことわざ・慣用句クイズ⑥:「塩を踏む」の意味は何でしょうか?

①粘り強くやり通す
②相手を怒らせる
③世間に出て苦労する

ウォーキングの画像答えは次の会話に出てきます。

世の中で一番美味しくて一番まずいもの、な~んだ?
え~っ!何それ?
答えは「塩」!山のものも海のものも、料理は塩の味付け次第。
うんうん。
でも、美味しいものでも塩味が強過ぎたら食べられへんやろ?
ほんまや!かしこ~!
って、徳川家康の側室が言ってたらしいで。
なんや!自分で考えたんかと思ったわ。
別に自分で考えてへんくても良いやん!「へ~」って聞いてくれても良いやん!
へ~。
うーわ、絶対「へ~」って思ってへんやん。
これぞ「塩を踏む」!
それって「世間に出て苦労する」みたいな意味やけど…これは世間が厳しいんじゃなくて、ただあーちゃんがイジワルなだけやん。
そうとも言うな。

というわけで、「塩を踏む」の意味は③「世間に出て苦労する」でした。

塩田で昔ながらの製法で塩を作るのは、特に夏場はとても大変です。その過酷さからこのような表現が生まれました。

ちなみに家康の側室のお話は「故老諸談(ころうしょだん)」に記されています。側室とはお梶の方(英勝院)の事です。