お薬手帳とは、服用しているお薬の名前や量などを記録するお手帳のことです。
薬局では、シールを貼ってもらっていると思います。普段から病院にかかられる方は、お持ちの方が多いですよね。
お薬手帳を使って、医師や薬剤師は主にこのようなことを行っています。
- 使用中のお薬・市販薬・サプリメントとの飲み合わせを確認
- アレルギーの有無を確認
- 副作用の有無を確認
たまに、お薬手帳を持たれずに暗記している内容を教えてくださる方もいらっしゃるのですが、実はお薬のことを正確に把握することはとても難しいことなんです。
お薬を正しく把握するためには、
- 薬品の名称
- 規格（mgなど）
- 剤型（錠剤、粉薬など）
- 用法（1日2回 朝食後・夕食後など）
- 用量（1回1錠など）
といった情報が必要になりますが、なかなか正確に全てをお答えできる方は非常に少ないため、お薬手帳が活躍しているんです。
ゆう薬局グループ 株式会社京都南調剤薬局
薬剤師 志摩 大介氏
