たけのこの木の芽和え【減塩レシピ/京都文教短期大学】

今回ご紹介するのは減塩レシピ「たけのこの木の芽和え」です!

(写真は2人分)

実際に作って食べてみると、「木の芽の香りも減塩の強い味方だな~」と感じました。上品な香りで、一品あるだけで食卓がちょっぴりグレードアップしそう!

食感も良いし、季節を感じながら楽しく減塩できるのも素敵ですよね!

 

たけのこの木の芽和え

<材料(2人分)>

  • ゆでたけのこ 100g
  • だし汁 1/2カップ
  • 木の芽 4枚程度(量はお好みで
  • 信州みそ 大さじ1/2弱(8g)
  • マヨネーズ 小さじ1(4g)
  • 木の芽(飾り用) 2枚

 

<作り方>

ゆでたけのこは1センチ角のさいの目に切り、だし汁で煮含める。ざるに上げて水気を切る。

木の芽をすりつぶし、味噌とマヨネーズを加えて混ぜ合わせる。

たけのこを②の木の芽みそで和える。

 

<栄養価(1人分)>

  • エネルギー 36キロカロリー
  • たんぱく質 2.3グラム
  • 食塩相当量 0.5グラム

 

<減塩ポイント>

  • たけのこの下味は、だしのうま味だけを含ませます。
  • マヨネーズのコクで、味噌の量を減らせます。

 

<作り方ポイント>

茹でたほうれん草の葉を一緒にすりつぶすと緑色の木の芽みそになります。
すり鉢がない場合は木の芽を刻んで混ぜます。

 

だしの減塩効果

塩分の少ない料理作りに「だし」を利用しましょうとよく言われます。今回は、「たけのこの木の芽和え」の減塩レシピをご紹介しましたが、この料理の減塩ポイントの一つが、だしの使い方です。木の芽和えは、たけのこをだし汁と薄口しょうゆとみりんで煮て下味を付け、木の芽味噌で和えるのが一般的な作り方です。しかし、このレシピでは下味はだしだけです。美味しいだしをいっぱい吸い込んだたけのこはそれだけでも十分美味しいものです。たけのこご飯もだし汁で炊くと、塩分を控えることができます。レシピではかつおと昆布の混合だしを使っていますが、粉末だしを使用する場合は、塩分が含まれるものもあるので成分表示を確認して下さいね。

レシピ原案・監修・コメント:京都文教短期大学教員(管理栄養士)岩田美智子