4月17日は「なすび記念日」!ということで、茄子のお話あれこれ

4月17日は「なすび記念日」です。
※「冬春なす主産県協議会」制定/「日本記念日協会」登録(2004年)

「よ(4)い(1)な(7)す」の語呂あわせと、茄子が好物だった徳川家康の命日に合わせて制定されました。

そんな茄子は一年を通して収穫・出荷されていますが、最盛期は8月で、暑い時期に出荷量が多くなります。

「なすび」の語源については諸説ありますが、「夏の実」⇒「なつみ」⇒「なすび」になったなどと言われていて、原産地はインドだとも言われているんですよ!

 

そして、京都の茄子と言えば「京の伝統野菜」!

大きくて丸い「賀茂なす」は7月~9月頃が旬で、田楽などに使われます。(美味しいですよね~。)

「京山科なす」は「賀茂なす」よりも知名度が低いかもしれませんが、実は昭和初期には京都の茄子の大半を占めていました。卵形で実がやわらかく、みずみずしいのが特徴で、6月~9月頃に出回ります。

 

現在は細長い形の茄子なども全国で作られていますが、茄子は卵のような形だという事で、英語では「eggplant」と呼ばれる事が多いです。

 

世界中で様々な料理に使われている茄子。

フランスのラタトゥイユ(煮込み料理)、ルーマニアのサラタ・デ・ヴィネテ(茄子のサラダ)、ギリシャのムサカ(ラザニアのような料理)、中国の魚香茄子(麻婆茄子のような料理)、フィリピンのトルタンタロン(茄子のオムレツ)などなど…

どうやって調理しても美味しくて、主役にも脇役にもなれて…茄子が多くの人々に愛されるのも分かる気がしますよね!