株式会社ジンズ、国立大学法人大阪大学 大学院医学系研究科・医学部 社会医学講座 公衆衛生学は、JINS保有のメガネ販売のビッグデータを活用した共同研究を行う中で、「小学生低学年から近視進行が顕著になること」「重症度が最も高いのは京都府であること」などを明らかにしました。
研究結果によると、近視の重症度には地域差があり、最も重症度が高い京都府は「-3.698D」、最も低い長野県は「-3.391D」となっています。
また、近視を発症した場合、「男性は7歳、女性は6歳が近視の進行速度が最も早い年齢」となっています。
このことから、「若年期から近視の進行を抑制することが重要」だといえます。
(男性は21歳まで、女性は28歳まで、近視が進行する可能性があるようです。)
このような結果は類似の公的調査データと比較しても同様の傾向となっていることから、今回使用されたビッグデータは疫学研究においても非常に有用であるということが分かりました。