1分で分かるお酒の歴史、レッツ・スタート!
お酒の歴史はとても古く、紀元前4,000年頃にはメソポタミアでワインが飲まれていたと言われています。
紀元前3,000年頃には、同じくメソポタミアでビールが造られていたという記録が残っています。ビールはたまたま放置されていた麦の粥の中に酵母が入り、自然発酵した事が起源だと言われています。
蒸留酒は11世紀に南イタリアで誕生しました。医師が医薬品用としてつくったものが始まりでした。
日本では奈良時代(8世紀頃)に日本酒の造り方が確立していました。お酒は神様と人を結びつける神聖なものとされ、この頃から神前に供えて祈りを捧げ、お酒を飲んで厄を払っていました。
当時はお酒は祭礼や慶事など特別な時に飲まれ、また位の高い人々が飲むもので、庶民が気軽に楽しめるものではありませんでした。
庶民が飲めるようになったのは鎌倉時代からで、さらに江戸時代には、より日常的に楽しまれるようになりました。
海外のお酒はワイン、ビール、ウイスキーの順番で日本に伝来し、明治維新以降は海外のお酒を飲む事が豊かな暮らしの象徴となりました。