11月10日は「佐伯(さいき)ごまだしの日」です!
佐伯ごまだしは魚肉(エソ・アジ・カマスなど)と胡麻をすり鉢で混ぜて醤油などを加えたもので、大分県佐伯市の郷土料理「佐伯ごまだしうどん」などに使われる万能調味料です。
「佐伯ごまだしの日」は、佐伯ごまだし暖簾会(事務局:一般社団法人佐伯市観光協会)が「その美味しさをより多くの人に知ってもらおう!」と制定した日。
日付には次の3つの意味が込められています。
- 11(いい)・10(とと/魚)
- 「1」をすり棒に、「0」をすり鉢に見立てている
- 立冬を過ぎ、秋が深まるこの時期は温かい「佐伯ごまだしうどん」がより美味しく食べられる
漁師の家庭で生まれ、長年家庭で愛されてきた佐伯ごまだし。
今から100年以上前に市内の食堂でも食べられるようになり、昭和42年頃からはおみやげ用の瓶詰めが販売され始めました。
平成19年には農林水産省「農山漁村の郷土料理百選」に選定され、地元の小学校~高校で味の伝承が行われています。
文化庁が推進する「全国各地の100年フード」でも「伝統の100年フード部門〜江戸時代から続く郷土の料理〜」として認定されていて、毎月10日には地元のスーパーや道の駅などで販売促進が行われています。