農業に関する用語について、まとめてみました!
※こちらの記事では「ふ」「ほ」「ま」「み」から始まる言葉をご紹介しています。
- フェロモン剤
害虫の性フェロモンと似た化合物。害虫同士の交信や交尾の妨げになるものと、オスを誘い捕殺するものがある。 - 不稔
作物が実らないこと。稲では障害型冷害で発生する。 - ブロックローテーション
米の生産が過剰になった際、水田の何割かを他の作物に転作する場合に用いられるシステム。麦や大豆など、年次ごとに区画を決めて順番に回していく。 - 分(ぶん)げつ
1本の作物が何本にも分かれて増えること。 - ホルモン剤
植物で生成されるホルモンと同じ働きをする化学合成物質。トマトトーン(果実肥大トマト)やジベレリン(種なしブドウ)などがある。 - マイカ線
扁平なビニル素材の中に細い繊維を入れた丈夫なヒモのこと。支柱を固定したり、ビニルハウスの押さえヒモなど様々な用途で利用される。 - マルチ/マルチング
ポリエチレンフィルム、稲ワラなどで畝や作物の株元を覆うこと。雑草の防止、地温の上昇による生育促進、水分の蒸散防止、雨による肥料の流亡防止、病害虫対策、作物の汚れ防止などの効果が期待できる。 - 未熟堆肥
未発酵、または発酵が不十分な堆肥。大量に使用すると作物に生育障害が出る場合がある。 - 水揚げ
切り花を長持ちさせるため、切り口を水につけて茎から水を吸い上げさせること。