日本のからあげの起源となった食べ物が、宇治の萬福寺(黄檗宗大本山萬福寺/京都府宇治市五ケ庄三番割34)にあるって知ってましたか?
江戸時代に黄檗宗の教えが中国から日本に伝来しましたが、その際に普茶料理も日本に伝わりました。
その普茶料理の中にあったのが、こちらの「唐揚げ(とうあげ)」なんです!
一見鶏肉に見えますが、お肉を使わない揚げ物です。
味はしみじみとした素朴な美味しさで、お肉じゃなくても満足感がある感じ!
この「唐揚げ(とうあげ)」は江戸時代~明治時代に一般に広く普及して、現在のからあげへと変化していったようです。
(そういえば唐揚げのことを、わざわざ「鶏の」唐揚げって呼んだりしますよね!)
萬福寺の普茶料理では、この「唐揚げ(とうあげ)」を味わえるメニューがあります。
以前いただいたことがあるのですが、色とりどりで目にも嬉しい&楽しいお料理でした!
「もどき料理」も面白くて、いただいた時はいが栗や鰻の蒲焼に見立てたものなどがありましたよ!