今年の「土用の丑の日」は7月23日(土)です。(あっ、どよう!)今回は美味しいうなぎにまつわるクイズをお届けしますね~。(8月4日も「土用の丑の日」です。)
クイズ:うなぎを調理する際、「背開き」「腹開き」の2種類がありますが、主に「背開き」にするのはどちらでしょうか?
①関東
②関西
③どちらも
答えは次の会話に出てきます。
うなぎって、関東では蒸して関西では蒸さへんやんな~。
わ、出た!自分の知識をひけらかすやつ!
包丁の形とかも違うやんな~。
嫌な感じが止まらへんやん。
タレは意外と関東があっさりめで、関西は甘めやねんな~。
お~い。嫌われんで~!
関西のうな丼はご飯の間にうなぎが入ってたりしてさ~。「まむし」の語源は「ご飯で蒸す」から「まんまむし」やねんな~。
じゃあ…そろそろクイズに答えてもらおか!
・・・・・・。
って分からへんのかい!
攻撃は最大の防御やで。
分からへんから、知ってる知識出しまくってたんやな!
うん…。
なんや、可愛げあるやん!答えは「関東」やで~。
好感度もどった?答え知ってて知らんフリしてんけど~。
ほんまかいな!どっちにしてもまた好感度下がったわ。
というわけで、答えは①「関東」でした。
武士の多い江戸では「切腹」を連想させる「腹開き」が敬遠され、「背開き」が主流になったと言われています。
一方、商人の多い関西では「腹を割って話す」事が良しとされ、「腹開き」が主流になったと言われています。
とはいえ、調理方法は地域やお店によって異なります。関西でも商人が「自腹を切る」事を避けた事から、「背開き」にしている所もあるようです。面白いですね!
(諸説あり)
ちなみに宇治の鵜匠さん(鵜飼で鵜をあやつる方)によると、鵜は色んな魚を食べますが、唯一うなぎだけは長くてニョロニョロしているので飲み込めないそうです。「鵜が難儀する」ことから「うなぎ」という名が付いた、と言われているそうですよ!