BBC Newsによると、オーストラリア・シドニーのビール醸造所「ヤング・ヘンリー・ブリュワリー」が気候変動を研究する科学者と手を組み、ビールの発酵時に排出されるCO2を酸素に変える方法を開発したようです。
(動画は英語です。)
キーとなるのは、目には見えない微細な藻。光合成を行う藻がCO2を取り込み、新たな藻を生むと同時に酸素を発生させます。
醸造所に黄緑色の液体が入った大きなタンクが置かれるという一見奇妙な光景ですが、こちらの醸造所では2ヘクタール(※)の林と同量の酸素を生む事ができると推定されています。
※1ヘクタールは100m×100m
さらに彼らは産出された藻の二次利用として、研究が進んでいるバイオプラスチックなどへの応用も考えているとのことです。