農業に関する用語について、まとめてみました!
※こちらの記事では「て」「と」から始まる言葉をご紹介しています。
- 定植
ほ場へ苗や株を植えること。 - 摘心/ピンチ
茎の先端部分にある成長点を摘み取ること。成長を抑え、側枝の発育を促すために行う。 - 適用作物
農薬登録によって農薬ごとに決められている、使用可能な作物のこと。 - 展着剤
農薬が作物に付きやすいように、農薬に混ぜて使う薬剤。 - 動力噴霧器
農薬などを溶かした液をまく際、エンジンの力で圧力をかけて噴霧する機械。手動の肩掛け式噴霧器に比べて圧力が強く、作業能率も高い。 - 土壌改良資材
石灰や苦土などを主成分にした資材。日本ではよく雨が降るため土の石灰成分が流されやすく、酸性の土壌が多い。そこでアルカリ性の石灰や苦土などを補給すると、多くの作物にとって栽培しやすい土壌になる。 - 土壌伝染性病害
病原体をほ場の土に残し、次に栽培する作物にも伝染する病害。 - 土壌の化学性
土壌の性質を「土壌酸度」「電気伝導度」「保肥力」「塩基飽和度」などの数値で表すことができ、その性質を化学性と呼ぶ。土壌の化学性は肥料成分の影響を大きく受ける。 - 土壌の物理性
土壌の性質を「空気」「水」「土と腐植」の三相の割合で表すことができ、その性質を物理性と呼ぶ。土壌の物理性の良し悪しが作物の生育を左右する。 - 土性
土壌粒子の直径が最も小さい「粘土」の含有率で土の性質を分類したものを土性と呼ぶ。粘土含有率の多いものから「埴土」「埴壌土」「壌土」「砂壌土」「砂土」となる。 - 土地持ち非農家
農家以外で耕地および耕作放棄地を5a以上所有している世帯のこと。 - トンネル栽培
防寒や防虫などのため、作物の上にトンネル状に寒冷紗やポリフィルムをかけて行う栽培方法。