摘んだ新茶を自分で製茶!「宇治新茶 八十八夜茶摘みの集い」の様子をレポート!【京都府宇治市】

2023年5月2日(火)の八十八夜、宇治茶会館(京都府宇治市)で開催された「宇治新茶 八十八夜茶摘みの集い」!当日の様子をレポートしますね~。
※立春から数えて88日目の日

茶園の画像昔から「新茶(新物)は縁起物」「八十八夜は末広がりの『八』が重なり縁起が良い」などと言われていますが、八十八夜に新茶飲むと気分がパッ!と晴れやかになる気がします。

「宇治新茶 八十八夜茶摘みの集い」では、八十八夜の当日に新茶のお茶摘みができたり新茶を飲めたりするとあって、以前からずっと人気。毎年遠方から来られている方もおられるんですよ!

今年は宇治茶の魅力発信などをされる「宇治茶宣伝隊」の初代メンバー6名も登場。これまでは「宇治茶レディ」という名前で毎年募集が行われていましたが、今回からは性別を問わない「宇治茶宣伝隊」になりました!

という事で、今回は2名の男性も加わってどこか新鮮!

男性の衣装は茶師の方を思わせる作務衣に前掛けというスタイルで、落ち着いた印象です。前掛けの中央には宇治茶の登録商標(ロゴマーク)が入っていました。

そんな会場では朝からテープカットやお茶摘みなどが行われて、華やかな雰囲気!

お茶摘みをされた一般の方に感想をうかがったところ、「初めてでしたが楽しかったです」「色んな発見がありました」など皆さん満喫された様子でした。海外の方(東京在住)も来られていましたよ!

そして今年は、摘んだ新茶を自分で製茶できる!さらにそのお茶を淹れて飲める!と嬉しい体験が色々。

まずはホットプレートで製茶して…

美味しい淹れ方を教えていただいて、それを飲む!

なんて貴重で嬉しい体験!

参加された方々は「こんな感じで良いのかな?」と慣れない手つきでお茶を淹れたり、普段お急須のお茶を飲み慣れていない方は「一煎目と二煎目で、けっこう味が変わるんですね!」なんてお茶に興味を持たれた様子。

楽しそうに味の感想を言い合ったりもされていました。

会場ではほかにも本格的な手揉みの実演が見られたり…

美味しい玉露の淹れ方を教えてもらえたり…

碾茶を石臼でひいて抹茶にしたり…

抹茶の点て方を教えてもらえたりと内容盛りだくさん!

他にも色々ありました。

そんなこんなで、お茶のプロフェッショナル・お茶に詳しい方などに気軽に色々質問できるありがたい機会!

「きっとお茶が好きな方はよりお茶に詳しくなれるし、普段お茶を飲まない方にとっては、お茶に興味を持つきっかけになりそう!」なんて感じた素敵なイベントでした~。(福よ、来い!)