4月13日・14日、「ウナギに関する第1回科学者会合」が開催。日本、中国、韓国、チャイニーズ・タイペイ、欧州のヨーロッパウナギの研究者等が出席予定

2022年4月13日(水)・14日(木)、「ウナギに関する第1回科学者会合」がオンライン開催され、日本(※)、中国、韓国、チャイニーズ・タイペイ、欧州のヨーロッパウナギの研究者等が出席する予定となっています。

※長野大学、九州大学、水産庁、関係業界等の関係者が出席予定

ニホンウナギはマリアナ海溝の周辺海域で生まれ、日本を含む東アジア沿岸域に来遊します。その稚魚は主に養殖用種苗として利用されていますが、持続可能な利用のためには各関係国・地域の協力が必要です。

2012年から開催されている「ウナギの国際的資源保護・管理に係る非公式協議(非公式協議)」では、ニホンウナギの漁獲・養殖などにかかわる国や地域のあいだで持続的利用のための議論が行われています。

2021年の第14回非公式協議では、「ウナギ類の保存管理措置について科学的な見地からの助言などを行う第1回科学者会合を早期に開催し、その後も定期的に開催する」という内容について合意がありました。

その第一歩となる今回の「ウナギに関する第1回科学者会合」では、ウナギ類の資源評価等の科学的知見の共有、今後の科学的活動・共同研究などについての議論が行われる予定です。