農業に関する用語について、まとめてみました!
※こちらの記事では「た」「ち」「つ」から始まる言葉をご紹介しています。
- 耐性菌
薬剤への耐性があり、殺菌効果がない菌のこと。同じ薬剤を連続して使ったり長期間使用すると耐性菌が生まれやすい。 - 短日植物
夏から秋、秋から冬と日が短くなるにつれて開花や結実する植物のこと。 - 単粒構造
土壌が踏み固められて、土の粒子が密になっている状態。空気が少なく作物の生育に適さない。 - 団粒構造
土壌をトラクターなどで耕起した土の状態。空気を多く含み、柔らかくふかふかしている。 - 窒素飢餓現象
おがくずなど窒素が少なく炭素率の高い有機物をたくさん施用すると、微生物が有機物を分解させるために窒素を多く取り込んでしまい、作物が窒素を充分吸収できなくなる現象。 - 抽(ちゅう)だい/とうだち
アブラナ科の野菜が低温の期間を経て開花すること。採種する場合を除き、抽だいが始まると商品価値がなくなってしまう。 - 中耕
根に空気を送って生育を促進させたり除草するのを目的に、畝の間を耕すこと。 - 頂芽優勢
先端の芽が成長し続ける際に、横に出る芽の発育が難しくなること。 - 長日植物
冬から春、春から夏と日が長くなるにつれて開花や結実する植物のこと。 - 調製
農作物の不要な葉などを取り除き、出荷先ごとに決められた規格に従って、出荷容器などに入れて出荷できる状態に整えること。 - 蔓ぼけ
葉茎が繁茂しすぎたため、根や果実の発育が悪くなること。つる性作物によくみられる現象。