6月は「食育月間」、19日は「食育の日」!京都府の現状から「食」について考えてみた。

食育推進会議(会長:農林水産大臣)による「第4次食育推進基本計画」では、毎年6月を「食育月間」、毎月19日を「食育の日」としています。そして2021年は「国際果実野菜年」

ということは…

2021年6月19日(土)は国際果実野菜年、食育月間、食育の日。

これはぜひ「食」について考えなければ!

という事で、「京都府民としてはまず府内の現状と課題について知っておこう!」と色々調べてみました。

(参考資料:令和3年3月京都府策定「第4次京都府食育推進計画」リーフレット・京都府公式YouTube)

まずは食生活との関わりが深いとされている「3大生活習慣病」についてですが、なんと全死亡の約5割を占めているそうです。

そして平均寿命と健康寿命の差は男性約10年、女性約13年とかなり大きな開きがあるようです。

こうした事から、生活習慣病を予防し健康寿命を延ばすためにも食育の取り組みなどが重要だと考えられています。

それでは実際にどのような食事習慣が見られるのでしょうか。

「一汁三菜」などとよく言われますが、主食・主菜・副菜を組み合わせた食事を1日2回以上、ほぼ毎日食べる割合は全体で69.1%、20代~30代では54.1%にとどまっています(令和元年度)。

これは個人の推察ですが、晩ごはんは品目をとりやすいので良いとして、「いかに昼食に気を配っているか」がポイントになるのではないでしょうか。晩ごはんをきちんと食べられている方は「健康的な昼食」を意識すると食生活を改善しやすいかもしれません。

そして、7割以上の府民が1日あたりの目標値「男性7.5g未満」「女性6.5g未満」よりも多く塩分をとっていると言われています。

そのため、府は食塩相当量チェックの習慣を身につけることなどを呼び掛けています。

京都府の現状で良い点としては、和食や郷土料理といった「伝統的な食文化が根付いていること」が挙げられます。これは何とも京都らしいですね!

これからもできるだけ地元食材や旬のものを選んだり、食事のバランスをとりやすい和食をどんどん食べていきたいです。

そして現在は、 やはりと言うべきか、新型コロナの影響を受けて家庭で食事をとる機会が全国的に増えているようです。

以前より時間ができて「食」と向き合う時間が増えた方もおられるかもしれません。この機会に健康的な食事や自炊に目を向けられると良いですね!