「食品ロスの削減の推進に関する法律」(略称 食品ロス削減推進法)第9条では、10月は「食品ロス削減月間」、10月30日は「食品ロス削減の日」となっています。
「自分は食品ロスに加担している方?」「それとも優秀な方?」
この機会にぜひ、普段の行動をチェックしてみて下さいね!(※1)
- 買い物リストは面倒なので作らない
- 冷蔵庫の中や食品ストックを確認しないで買い物に出る
- 賞味期限が先の商品(製造日が最近のもの)を探し棚の奥から取る
- 野菜や果物を必要以上に手でさわりまくる
- スーパーで一度カゴに入れたものを戻す時に、適当な場所に放置する
- おまけが欲しいので、食べたくもないおまけ付き食品をたくさん買う
- 1個で足りるのに2個まとめて安く売っている方を買う、あとで無駄になって捨てる
- 野菜を買うとき半分や4分の1で足りるのに、1個の方が割安なのでそちらを買う
- お腹がすいているときに買い物に出て、どれもおいしそうで買いすぎてしまう
- 「数量限定」「期間限定」という謳い文句につられてたいして欲しくないものを買ってしまう
- 安くなっているからといって、そこに並んでいる商品を買い占める
⇒該当するものが…
- ゼロ~1項目 優秀です。クリエイティブな買い物のエキスパートです。
- 2~5項目 まあまあです。
- 6項目以上 あなたの買い物は、食品ロスを増やすことに加担しています。日頃の買い物習慣を見直しましょう。
環境省では上のチェック項目とともに、家庭でできる10カ条も合わせて紹介されています(※2)。普段から意識するようにしてみてはいかがでしょうか。
- 買い物前に、自宅の冷蔵庫や戸棚にある食品の種類と量を確認する
- 空腹の状態で買い物に行かない
- 買い物では、すぐ食べるものは手前(賞味期限が近いもの)から取る
- 「期間限定」や「数量限定」、まとめ買いに注意
- 調理のとき、食材を使い切る
- 作りすぎた料理は箸をつけずに保存。別の料理へ変身も!
- 賞味期限はおいしさの目安、五感を使って判断する
- 備蓄用食品は「ローリングストック法(サイクル保存)」で(※3)
- 外食時には、食べきれる量、サイズで
- 食材に感謝して、残さないように食べましょう
※1 「10月食品ロス削減月間 NO-FOODLOSS PROJECT 10月30日食品ロス削減の日」パネル「家庭での対策」(環境省)より/元資料:「賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか」(井出留美 著)
※2 「10月食品ロス削減月間 NO-FOODLOSS PROJECT 10月30日食品ロス削減の日」パネル「今日から家庭でできる! 食品ロスを減らすための10カ条 チェックしてみよう。」(環境省)より/元資料:「賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか」(井出留美 著)
※3 普段食べている食品を少し多めに買い置きし、食べたら買い足すこと。「備える⇒食べる⇒買い足す」を繰り返す中で災害時への備えにもなる。(備蓄の例:ペットボトルの水、乾麺、おもち、ドライフルーツなど)