二十四節気(にじゅうしせっき)の1つ「穀雨(こくう)」は、(現代では少し気候がずれているものの)「種まきに適した季節」だと言われています。また、「この日を境に雨が増え、日差しも強くなっていく」とも言われています。
2023年の「穀雨」は4月20日(木)!
二十四節気は春夏秋冬をそれぞれ6つずつに分けたものです。
<二十四節季>
- 立春(春) 春の始まり
- 雨水(春) 雪や氷は解けて水になり、雪は雨に変わる
- 啓蟄(けいちつ/春) 春の陽気に誘われて、地中にいた虫たちも外に出てくる
- 春分(春) 昼と夜の長さがほぼ同じに
- 清明(せいめい/春) 草木はいきいきとし、風も心地良く、周囲は明るく清々しい
- 穀雨(春) 春雨が田畑を潤す
- 立夏(夏) 夏の始まり
- 小満(夏) 夏の陽気とともに活気が満ち溢れる
- 芒種(ぼうしゅ/夏) 芒(のぎ)のある穀物、穂の出る穀物の種をまく頃
- 夏至(夏) 昼が最も長くなる
- 小暑(夏) 梅雨明けが近づき、夏らしい暑さが始まる
- 大暑(たいしょ/夏) 最も暑いとされている頃
- 立秋(秋) 暦の上では秋の気配が立つ頃となるが、実際には暑さが最も厳しい
- 処暑(秋) 暑さもようやく峠を越える
- 白露(秋) 秋の気配が迫る
- 秋分(秋) 昼と夜の長さがほぼ同じに
- 寒露(秋) 冷たい露が野草につく
- 霜降(そうこう/秋) 秋が一段と深まり、霜が降りることが多くなる
- 立冬(冬) 冬の気配が立つ頃
- 小雪(しょうせつ/冬) 初雪が舞い始める
- 大雪(たいせつ/冬) 北風が吹き大雪が降る
- 冬至(冬) 夜が最も長くなる
- 小寒(冬) 寒の入り
- 大寒(だいかん/冬)最も寒いとされている頃
暦の上では春の最後に当たる「穀雨」。ここからさらに夏に近付いていきます!