農業従事者の方の高齢化が進む中、HEALATHO(ヘラソ)では2021年に「スマートグラス」「遠隔作業支援ソフト」をご紹介するなど、以前からスマート農業について取り上げてきています。
今回は、「京都府におけるスマート農業のいま」に注目してみました。
2023年2月15日(水)に京都府公式YouTubeチャンネルで配信された動画・解説によると、京都府の農業従事者は「70歳以上が約60%を占めている」そうです。
そんな中、スマート農業を進めることで、たとえば水や肥料を与えるタイミングが「見える化」されて新規参入しやすくなったり、省力化によって担い手不足の解消や規模拡大の促進につながると期待されているようですよ!
2021年にはスマート農業について、主に「ベテラン農家の技能伝承に役立つ」「作業の効率化につながる」という切り口から見てきましたが、こちらの動画では特に「労働時間を短縮できる」「若い方や女性にとっても農業の魅力度が上がり、新規参入を促す」ことなどについて考えさせられます。
また、京都府では「京野菜・宇治茶など特徴のある作物を、多品目・少量で栽培されている農家が多い」とのこと。
そのため、独自の技術やノウハウの継承、品質の維持・向上につながるスマート技術の導入支援について、現在技術開発が進められているところのようです。
すでに素晴らしい技術が色々あるようで、たとえば「茶生産マッピングシステム」では、スマホで誰でも簡単に適採・防除の適期予測などを見る事ができるということ!
幅広く応用できそうなスマート技術の可能性を感じさせられました。